2007年9月 7日 (金)

ルチアーノ・パバロッティさん永眠す

一見このブログとは関係無いようですが、「キング・オブ・ハイC(高いドの王様)」で知られる、ルチアーノ・パバロッティ氏が昨日、腎不全のため、死去されました。71歳。イタリア北部、モデナ大聖堂に本日、日本時間4時に棺が運ばれ、大聖堂で永眠。昨年7月にすい臓がんの摘出手術に成功するも、発熱のため先月入院。一時は快方に向かい退院となっており、ヨーロッパの各紙では、毎日一面で彼の容態が報じられていました。この数日で容態が急変。彼は世界的に人気のある三大テノール歌手ですが、特にヨーロッパでは、深い哀しみに包まれました。

2006年のトリノオリンピック開会式で、トゥーランドットを見事に歌い上げ、世界中に感動をくれたパバロッティさん。しーちゃんがトリノのフリー演技で、正にこのトゥーランドットを演じ、金メダルを獲ったのは、感動的で余りにも有名になりましたよね。各局ニュースでも大々的に報じられ、パバロッティさんがトゥーランドットを歌っているシーンとその後に、しーちゃんのイナバウアーが映ると、感動がひとしおに蘇り、うるうるして止まらなくなってしまいました。

私は通常オペラは余り聞きませんが、パバロッティさんの声は本当に見事な天性のもので、テノールで2オクターブも出るあの声は、神の声とも思える印象を持っています。CDもいくつか持っています。

ニュースを観ていて、私は自分の病気を医師から聞いたときも、多少ショックは受けても、泣いたり、取り乱したりは全くしませんでしたが、パバロッティさんの訃報に涙が溢れてきてしまいました。今は体と相談をしながら何とか毎日を過ごしていますが、いつか、又元気になって、イタリアのモデナ大聖堂に眠るパバロッティさんを訪れたいです。(一般公開されるのか?もし立ち入り禁止でも、モデナ大聖堂の前へ行き、お祈りしたい気持ちであります。)彼のCDを聴くと当分涙が止まりそうも無く、しばらく聴けないかも知れません。

しーちゃんの心境は如何ばかり・・・・?しーちゃんにとってもトゥーランドットは、忘れられない曲であり、パバロッティさんがトリノの開会式で歌っている姿も又、大切な思い出のひとつだと思います。

パバロッティさんは、1935年、モデナ生まれ。61年にレッジョネレミリアの声楽コンクールで優勝。同市立歌劇場で「ボエーム」のロドルフォ役でデビュー。オペラだけでなく、多彩な才能を発揮し、映画やドラマにも出演。晩年は、ポピュラーな歌も、スティングや、セリーヌ・ディオンとマイクを上手に使って歌いこなされていました。ポピュラーを歌いこなせる、クラシックの歌手としては、第一人者だったと思います。晩年になっても、あの若い声と、眉毛も髭も黒々としていらっしゃった、精悍なお顔立ちがとっても印象的でした。ご冥福をお祈り致します。

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